購入動機
バイク本体を買った際にもともとデイトナのグリップヒーターがついてて、暖かいのは非常にありがたかったんだけど、グリップが太くて操作性がイマイチなのが気になっていた。いつも言っていることだが、身体に直接接する部分の感触はバイクの楽しさに直結するので、思い切って細いと評判のGH10に変えてみることにした。
取り付け
見づらくて申し訳ないが全体像としてはこんな感じ。
黒の線をバッテリーのマイナスか車体の金属部分にボディーアースとして接続。赤い線をバッテリーのプラスかACC電源(アクセサリー電源)のプラスにつなぐ。
プラス線をバッテリーに直につないでもいいんだけど、それだとヒーター自体のスイッチをオフにしないとバイクのスイッチをオフにしても通電し続けてバッテリーがあがる可能性がある。ACC電源から取ればバイクのスイッチのオン・オフに連動するのでバッテリーあがりの心配がない。なので今回はACCにつなぐことにした。
ACC電源は色んなところに配線されているが最も分かりやすいのがテールランプにつながるカプラ。今回はテールランプとハーネスの間にかまして電源を取るこんな部品を使ってみた。
色んな車種用に販売されてて簡単にACC電源が取れる優れもの。
実際に接続するとこんな感じ。
ヒーター側の線の末端はこんな感じなので
圧着ペンチでギボシ端子に交換して接続した。
圧着ペンチは少しでも電装系をいじるつもりなら絶対にあった方がいい。ペンチやニッパーで代用することもできないではないけど、作業効率が全然違う。
エーモンのやつは端子もいくつか入ってておススメ。
配線ができたらハンドルにグリップを取り付けるわけだが、左はただハンドルにはめるだけ。右はスロットルホルダーと一体になってるので、下の写真のように車種にあったアタッチメントを使って装着。
作業は簡単で1時間くらいあればできるはず。
使ってみた感想
暖まりはかなり早く、また暖かさもそれまで使っていたデイトナより若干上なんじゃないかと感じる。
そして肝心のグリップの握り心地だが、ノーマルから変えても太さに関しては全く違和感を感じないだろう。デイトナ製が実測で直径約35.5mmなのに対してこちらは32.5mm。3mmの差は体感的にはものすごく大きく感じる。またデイトナ製と比べてゴムがやや柔らかいので滑りにくく、アクセルを回すのに無駄な握力を必要としないのも良い。
まとめ
装着も簡単だし、操作性もノーマルと変わらない。肝心のヒーターとしての性能も十分。値段はもっと安いものもあるけどコスパで考えれば多分最高だと思う。今回はなかなかいい買い物をした。
ディテール
スイッチはグリップと一体型で、一回押すごとに青⇒緑⇒黄色⇒赤とランプが変化する。青が最弱で赤が最強。