正直なところタイヤ単体のインプレできるほどの知識も経験も技量もないんだけど、まあ何かの参考になればということで、パイロットパワー2CTとの比較を中心に書いてみる。
購入動機
今年は12年ぶりにサーキット走行会に行こうと思ってて、元々履いてたパイロットパワー2CTがかなり古かったので交換することにした。まだミゾは全然残ってたからちょっともったいなかったんだけど、保険ということで一応。でもまあ結局忙しくて走行会行けそうもないんだけど。
銘柄はブリヂストン以外で、ツーリングタイヤよりちょいスポーティーなやつならなんでも良くて、店に行ったらこれが安売りしてたので決めた。
ブリヂストンも別に悪くないと思うんだけど、昔使ったことのあるBT016や BT021の、フロントがちょっと減った時の切れ込みの酷さが強烈に印象に残ってて、なんとなく忌避感があるんだよな。
僕の普段の使い方からすればツーリングタイヤでも全然問題ないっていうか温まりの早さとかライフを考えればむしろそっちのがいいんだけど、サーキット走る予定だったから一応ちょっとだけスポーティーなやつにした。でも僕程度の腕であれば今時のツーリングタイヤなら全然平気なんだろうね、多分。
ハンドリング
まず舵角のつき方だけど、パイロットパワーと比べるとちょっと控えめな気がする。だもんで、もともと舵角のあまりつかないMT-07がさらにその傾向が強くなった印象。僕はフロントが積極的に切れるのはあんまり好きじゃないからいいんだけど、人によってはもう少しグッと切れてほしいと思うかもしれない。
舵角があまりつかないので結果としてロール方向の動きはパイロットパワーよりちょっと軽い。まあこれはパイロットパワーより少し尖り気味(な気がした)プロファイルによるところもあるかもしれない。
アクセル開けてからの旋回性、いわゆる二次旋回はパイロットパワーより少しいい感じ。同じところを同じバンク角で曲がっても少しだけ大きくアクセルを開けられる。
直進安定性はパイロットパワーよりちょっと高い印象。別にパイロットパワーがふらつくとかそういうことは全然ないんだけど、ロッソ2の方がちょっとだけビシッとしてる気がする。
乗り心地
パイロットパワーよりわずかに硬いかな。まあそんな気がするかな程度の差。
グリップ
よく分かりません。っていうか公道で常識的な範囲で走ってる限り今時のタイヤはたとえツーリング向けであってもグリップが足りないなんてことはないと思うんだよね。常識的な範囲ってどんなもんだよって話もあるけど、まあ峠でも膝スリしない程度。その程度ならツーリングタイヤでも全く問題ないよ。で、ロッソ2ですけど、僕の腕なら当然全く問題ないですね。
あ、冷感時のグリップ感はパイロットパワーよりちょっといいです。パイロットパワーは気温15℃以下くらいの時は走り始めの数百メートル程度はややフロントが切れ込み気味だったのに対してロッソ2は同じようなシチュエーションでも温まった後と全然変わらないから。
ライフ
分かりません。噂によるとまあまあ長持ちらしい。
まとめ
モトフリークさんのホームページに「誤解を恐れず言えばパイロットパワー2CTに似てる」とあったけど、確かにそんな感じ。まあ僕の場合、全然違うタイヤ履いても違いが分からんかもしれんけど。
とにもかくにも悪いところがない素直なタイヤです。
峠を流した後。アマリングじゃんm9(^Д^)プギャーと言われそうだけど、公道ならこんなもんでしょ。まあ逆にこんなレベルでのレビューだと思って読んでいただければ。