(※この記事は過去に「PILOT ROAD3インプレ」として掲載していたものですが、その後履いていたのはPILOT ROAD3ではなくPILOT ROAD2だと判明したので訂正、アップロードし直したものです)
過去に乗っていたXJR1300に履いていたので記憶を頼りにインプレ
グリップ
限界まで攻めるなんて公道じゃできないんだけど、少なくとも夏場の気温が高い時にXJRで膝擦る程度は余裕。
温まりも早く、冬場でも走り始めからグリップ感を感じられ不安感がなかった。
それにしても色んなタイヤのインプレ読んでると「滑り出しが早い」なんて書いてる方をけっこう目にする。ワタクシも若い頃はツナギ着て峠の膝擦り小僧なんぞしておりましたが、はっきりとタイヤが滑ったと感じたのはYZF-R1にBT012履かせて1速で立ち上がった時くらいしかない。みなさん一体どんな走りしてるのやら。
ハンドリング
直前まで履いていたBT021があっという間にフロントが減って切れ込むようになっちゃったんで、その後に履いたこいつは本当に素直なハンドリングに感じた。市街地でも峠でもバイクを寝かすのに抵抗がなくなったし、狙ったラインをきれいにトレースできるようになった。結果として疲れが少なくツーリングタイヤとしては理想的なハンドリングだと思う。
乗り心地
やたらと硬かったBT021と比べると実に乗り心地が良かった。ブリジストンはケース剛性命なのに対してミシュランはエアボリュームで剛性を保つと言われているけど、実際にそんな感じだった。これもツーリングタイヤには望ましい特性だと思う。
耐久性
3000km程度しか使わないうちに車両を売却してしまったので、正直よく分からないのだが、少なくともその程度の距離では見た目にはほとんど摩耗を感じさせなかった。乗り方によっては30000kmもつなんて言われてるらしいけど、あながちそれも嘘ではない気がする。
まとめ
パイロットロードシリーズもすでに6になり、現在売っていないタイヤのインプレするのもどうかと思ったけど、シリーズが新しくなっても基本コンセプトは受け継がれているのではないだろうか。そういう意味では多少の参考にはなるのではないかと思う。