だいたいは2000年型と一緒なんだけど
違うところだけインプレ。
乗ったシチュエーション
2013年から1年くらい所有。まったりツーリング4割、ワインディング4割、市街地・高速がそれぞれ1割くらい。
取り回し ポジション
2000年型はハンドルがちょっと近くなって、シート高が少し低くなったらしいが、あんまり違いは感じない。
引き起こしや取り回しは僅かだが確実に2000年型の方が軽い。この辺はバネ下の軽量化が効いてるのだろう。
エンジン
これは98年型も2000年型もほとんど変わらない。2000年型は多少レスポンスが良くなってるらしいけど、元々パワーもトルクもあるからね。
ちなみにXJR1200の最終型にも乗ってたんだけど、それと比べるとかなり低速トルクが太くなってる。1200は3000回転以下のトルクが細くて3000回転から急にグワッとトルクが立ち上がるので街中ではちょっと乗りにくいことがある。そういう点は1300になって改善している。
ハンドリング
これはかなり違う。2000年型はバネ下だけで6kgも軽量化してるってのが大きい。具体的には寝かし込みが軽い。基本的なハンドリングの方向性は変わらないんだけど、98年型と比べて寝かし込みの重さが20%減って感じ。
ついでにバネ下が軽くなったことでサスの動きも良くなってる。おかげで乗り心地がいい。
あと2000年型はブレーキがMOSキャリパーになったこともあって、ブレーキの効きもコントロール性も良くなった。
98年型の重厚さもそれはそれで悪くないけど、いずれにしろバネ下の軽量化ってのはハンドリングに大きく影響するってことがよく分かった。
まとめ
98年型も悪くないけど、2000年型に乗っちゃうとやっぱりアラが目立つね。
それと僕が買った個体は、いつも世話になってるバイク屋さんに業者オークションで落としてもらったものなんだけど、エンジン左側のフィンが欠けてたり、あんまり状態の良いものではなかった(XJR1300はエンジンが張り出してるので、マフラー交換してるとコケた際に左側がヒットしてフィンが欠ける)。これはそれなりに大きな転倒をした証拠だ。だから外装だけワイズギアのオプションがついてたんだよね。そんなわけでハンドリングにもなんらかの悪影響があったかもしれない。完調だったらもう少し印象も違ったかも。