バイクインプレ日記

タンク形状について考える

バイクのライディングにおいてタンク形状ってとても大切だと思うんだけど、イマイチ話題にならない気がする。

 

MT-09とXSR900はベースとなる車体は同じだけど乗り味は全然違う。サスやエンジンのセッティングが違うというのはもちろんあるが、タンク形状の違いも相当大きいと思う。

タンク形状が悪いとニーグリップがしにくくて身体に無駄な力が入る。そうすると特にリーンウィズで乗る時にとても乗りにくい。

 

理想としては下の絵みたいに太もも全体がフィットする形状が良いのだが、

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最近はデザインの問題なのかこういうの👇が多い。

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これだと普通に乗ってると膝の部分しかタンクに接しない。そうするとニーグリップがしにくくて身体が安定しない。

 

 

直列4気筒のリッターSSみたいにエンジンの幅が広くてやむを得ずこういう形になる場合もあるだろうが、僕が今乗ってるMT-07みたいなエンジン幅の狭いバイクでもこうなってるから、やっぱりデザインの問題なんだろう。

 

今は、本当のタンクは中にあって外側をカバーが覆う形が多いからデザインの自由度は高いので、やろうと思えばもっと細い形にもできると思うんだが。

 

まあハングオフで腰をずらして乗れば片側の太ももは接するけど、そんな乗り方普段しないでしょ。

 

 

ちなみに今まで乗ったバイクでタンク形状が良かったのは

VTR250(1998)

XSR900(2019)

R1100RS(1993)

 

これらのバイクは太ももがびったりフィットして、リーンウィズでとても乗りやすかった。

 

デザインが良くないと売れないのは分かるけど、もう少しどうにかなりませんかね、メーカーさん。