バイクインプレ日記

インプレを記すにあたって

はじめに

僕が雑誌やネットでバイクのインプレ記事を読んでていつも不満に思うのは、

「どんなレベルの人が」

「どんなシチュエーションで」

乗っての印象なのかよく分からないこと。これらが異なれば同じバイクに乗ったって感じ方は違ってくるはず。

 

ライダーのレベルについては、雑誌の記事であれば元レーサーとか、ある程度の上級者だと思うんだけど、素人のネット記事だとその辺が全然分からない(まあサーキット走行の記事とかがあって、タイムが書いてあったりするとおおよそ察しはつくけど)。たまに「限界域でのコントロール性が」とか書いてるのに、端が余りまくった後輪の写真載せてる人がいると、意地悪く「本当に分かってんの?」とか思ってしまう。もちろんライダーのレベルが高ければいいって話ではなくて、初心者には初心者にしか感じられない感覚もあるし、それが素直に書かれていればそれはそれでとても貴重なインプレだと思う。

その試乗記事のハンドリングの評価は、試乗したライダーのライディングスキルの場合、という但し書きが必ず付くことを忘れないでください。

まさに上記記事の通りで、走るシチュエーションと評価者の力量は明示されないインプレ記事なんてなんの参考にもならないと思う。

 

僕のライディングレベルについて

ということで自分自身について記したい。自己紹介で書いたとおりバイク歴は30年。けっこう色々なバイクに乗ってきたと思う。一時期筑波のファミリーライセンスでサーキット走行をしてたことがあって、タイムは足廻り以外ノーマルのCB400SF(NC31)で13秒台がギリギリといったところ。はっきり言ってあまり速いとは言えない。だから限界域での挙動とかは正直分からない。膝すりくらいはできるけど、進入ドリフトとかストッピーとかトリッキーなことはできない。

ミニバイクレースは、ホームにしてたサーキットのHPでタイムランキングに載ったからまあまあだと思う。

オフも乗ってた時期があって、それなりにガレた林道とかも行ったけれど、いつも仲間には置いてかれてた。

総じて言えば中級者という感じだろうか。

 

走るシチュエーションについて

さて次は走るシチュエーションについて。どんな場所でどんな風に乗ったのかはそのバイクごとに異なるので、それぞれで記していこうと思う。

ただ重要視するのは圧倒的に日常での使い勝手。市街地とか、法定速度での高速とか、中低速のワインディングを車の後ろにくっついて走るとか。なぜならサーキットにトランポで持ち込みでもしない限りどんな人でもそういった状況で走ることが一番多いと思うから。峠でのカーブ2つ3つでの快楽を得るために他を全て犠牲にしていいっていう人もいるかも知れないが、多くの人はそうじゃないと思う。

だから公道のおける現実的なシチュエーションでの、上記のようなレベルのライダー(自分)の感覚を中心にお伝えしたいと思う。それが、例えばバイク購入の際の参考になったりすると幸いである。