バイクインプレ日記

KSR110を買った

 

 

以前からコカしても心が痛まない(なおかつ懐も痛まない)セカンドバイクがほしいと思っていた。

ジムカーナーやサーキット走行などで思いっきり走りたいが、かといってメインにしているMT-07でコケると心も懐も痛んでしまう。それにそれなりに速度域も高くなるから相応のリスクもある。

そんなわけで125cc以下、なおかつ置き場の関係で12インチのバイクを探していたところKSR110をヤフオクで見つけた。最初は98,000円で開始されていたが買い手がつかず、88,000円に値下げされて出品されていたので入札したところ、そのまま88,000円で落札できた。

 

写真でわかるとおりかなりボロボロである。もともとはグリーンだったと思われるが、下手くそに塗装してあるし、タンク外側もサビだらけである。


タイヤはカチンカチンでヒビだらけだし

 

フォークもサビてるのか塗ってあるのかオイルが漏れているのか分からないがとにかく汚い。

 

まあしかしこれだけ汚ければなんの遠慮もなくコカせられるのである意味好都合である。

 

試しに走ってみたが、当然ながらタイヤの接地感はないし、フロントブレーキはマスターのピストンが固着してるのかレバーの動きがやたら渋いし、ステムベアリングがダメなのか真っ直ぐ走らないくせにちょっと寝かすとハンドルがどんどん切れ込んでくる。200mほど走って命の危険を感じたので止めた。

 

まともに走るようにするためにはタイヤを含めた足回り全般をメンテしないとダメなようだ。幸いエンジンは特に変な音もしないので、おそらく大丈夫だろう。

 

これから少しずつ直していくつもりだが、おそらく程度の良いものを買った方が結局は安くつくようなことになるのだろう。ただまあいじっていく楽しみっていうのもあるわけで、そこはプライスレスである。

 

MT-07を買った時もそうだったが、最近はバイクを買うのはたいてい色々と大変なことが重なっている時である。バイクに逃避しているとも言えるかもしれないが、バイクに救われている部分があるのも確かである。金もかかるし、リスクも大きい趣味だが、バイクが好きで良かったと思う。

 

さてさて走れるようになるのはいつになることやら。