バイクインプレ日記

今のバイクのタイヤは太すぎやしないか

タイトルの通りなんですけどね。太いことによるメリットもあればデメリットもあるけど、少なくとも実用面においては大抵の人にとってはデメリットの方が大きいと思うんだよね。。タイヤが太いことによるデメリットを列挙すると、

 

①寝かし込みが重くなる

②しっかり荷重できないと細いタイヤよりグリップが悪いことがある

③タイヤ摩耗時のハンドリングの変化が大きい

④タイヤ代が高い

⑤ついでに車体の値段も高くなる

 

①は安定感があるとも言えるので初心者でもメリットになり得るかもしれない。②はしっかり荷重できる上級者にはメリットだけど、それができない人にはデメリットだ。③、④、⑤は誰にとってもデメリットだ。

 

だけどそういう実用上のデメリットを補ってあまりあるメリットがあるんだな。それは

 

カッコいい!!

 

もうそれに尽きるよね。個人的には見た目より実用性を取りたいので細いタイヤの方が好きなんだけど、そんな僕でも見た目がカッコいいってのは否定しようがない。

多分バイクを買う人の8割くらいが見た目で選んでるんだから、ハンドリングなんて二の次だよね。そうなりゃメーカーだってタイヤ太くするよ。一応、現代の高出力のエンジンパワーを活かしてコーナーリングパフォーマンスを上げるためって理屈はあるけど、だったらあの70psしかない、ペラッペラなフレームのMT-07に180のリアなんて必要だと思いますか?あれでハイグリップのタイヤなんて履いたらフレームの方が負けますよ。曲げたけりゃ160くらいの方が絶対にいい。でもそれじゃ売れんからな。 

 

メーカーも売れてナンボだからね。日本に限らず、世界のユーザーが虚より実をとるようになるとも思えんし、まあ仕方ないな。