乗ったシチュエーション
2011年に職場の人から不動車をただでもらってレストア。半年ほど所有。イマイチ調子が出なくて峠を2、3回走ったのみ。
ポジション 取り回し
足つきはベッタリ。前オーナーは150cm台の小柄な女性だが足つきには困らなかったようだ。
ポジションとしては初代バリオスよりハンドルが高くステップの位置が前でリラックスした姿勢。まあ一般的なネイキッドのポジションと言っていいだろう。
取り回しは4気筒エンジンなので最近のツインやシングルのバイクと比べるとやや重めだが、所詮は250なので大したことはない。
エンジン
残念ながらレストアがうまくいかなかったのでエンジンの性能を100%発揮させることはできなかった。なので正確なインプレをすることは難しい。一応レッドゾーンまで回ったのだが、吹け上がりがダルくて加速が非常に悪かった。
ただ一つ明確に言えるのは排気音がなかなか勇ましかったこと。ホンダのホーネットあたりと比べると低音が効いている印象だった。
ハンドリング 車体
先述した通りエンジンがダメでほとんど走ってないからあんまり詳しくは分からないのだが、少なくとも寝かしこみでハンドルが切れ込んだり重く感じたりすることはなかった。エンジンが良ければ2次旋回の感じも分かったんだろうが。
ブレーキやサスもあんまり印象に残ってないんだけど、少なくとも特別悪い印象はなかったと思う。
まとめ
完調ではなかったので半端な印象しかお伝えできなくて申し訳ないんだが、あんまりクセはなかったと思う。本来の性能を発揮できればそれなりに楽しいバイクだったんではないだろうか。もう一度修理しようとも思ったんだが、4気筒はキャブを外すだけでも面倒でね。
それにしても当時は250cc4気筒なんてオモチャみたいな扱いだったのに今じゃ希少車だからなあ。グーバイクで調べたら一番安い中古でも40万円近くする。高いのになるとプレミアがついて80万円くらい。新車価格が509,000円だったのに。そんな時代を知ってると2気筒の30馬力ちょいしかないようなバイクが60万円以上するなんてありえないと思ってしまう。まあ騒音とか排ガス規制で開発費が高騰してるってのは分かるんだけどね。これも時代の流れか。